シーザーパークホテル台北
老舗ホテルのビフォーアフター
千葉県富津市
2022年9月
古谷デザイン建築設計事務所、古谷俊一氏による「たがやすいえ」。
東京湾の海原と鋸山を臨む造成地。その山頂の復元を助け、新たな尾根を形成するように、大地の色味と親和性を持つ建築を配置。
海と山を同時に臨むように開口を設けた、安息の空間が創られました。
― コンクレタールを採用した理由
コンクリートの素材感を担保しつつ、その建築がまとうべき着彩が可能なところ。 建築と植栽が馴染みやすい効果を生む。植物の濃淡と同様のムラ感を建築の表情に与えるところ。
― 狙った効果
建築が周辺環境と同調し、新築時からその場所にあったかのような、風景としての建築を存在させること。
― 仕上がりについて
型枠の種類や剥離材の有無、濃淡などによって吸い込み差が生まれ、一様に仕上がらないところが良い。古谷デザイン建築設計事務所 代表
古谷 俊一