ドイツ建築賞受賞の木造校舎
サステナビリティに配慮した最先端の木造建築
IKEUCHI GATE
使用製品：
- KEIMコンクレタール（通常色+メタリック)
所在地：
北海道札幌市中央区南1条西2丁目18
設計：
伊東豊雄建築設計事務所、東京
竣工：
2022年9月
札幌で長く親しまれてきた複合商業施設「IKEUCHI GATE」。池内グループでは、その建て替えにあたり、新たなる札幌のランドマークとすべく、設計をプリツカー賞建築家である伊東豊雄氏に依頼。
環境や熱効率性に配慮したスマートビルディングとして完成しました。
―なぜコンクレタールを採用したか
植物をモチーフとしたファサードの商業施設で、特徴的な起伏を、コンクリートの表情を残したまま際立たせる方法を模索していた。
鉱物由来の塗料で雲母（マイカ）との親和性がよく、塗膜塗装では表現できない光沢感を、コンクリートで表現できることから採用した。経年劣化が少なく、変色がないということも決め手となった。
―コンクレタールの効果について
4,000mmの幅に対して400mmの起伏が、雲母（マイカ）を配合したコンクレタールによって、折れ線が強調され、見る角度、光の当たり方、時間の変化で表情を変えるコンクリートファサードが完成した。
―仕上がりについて
コンクリート素地を壊すことなく、マットな質感から微細な光沢感まで、多彩な表情を付加することができる。意匠の細かな要求を満たす仕上がりに大変満足している。
