秋葉原オフィスビル
都内のRC造りフィスビル
北京、中華人民共和国
2008年
CCTVタワーこと、中国中央テレビ本部ビルは、床面積約473,000㎡・高さ234m(51階層)という、世界最大規模の超高層大型ビルだ。
設計を担当した世界的な建築家レム・コールハース率いるOMAは、既成概念に捉われない前代未聞の建築物を次々と世に送り出すことで有名だが、ここでも従来の高層ビルの常識を打ち破っている。
外装を覆う、ガラスパネルの不規則なグリッド模様は、建物全体にかかる力の流れを具現化したもので、言うなれば内部構造を視覚的に写し取ったものだ。このため、より応力のかかる部分はグリッド幅が密になり、負荷の少ない部分のグリッドは開口率が大きくなっている。